著者:佐川博樹
発行日:2009年2月26日
発行所:秀和システム
125ページ
800円+税
マイポイント
新刊であることと、定価800円という安さで思わず購入してしまいました。要件定義・要求定義関係の知識習得のための書籍は昔からたくさん出ているが、発行が古いものが多かったり、ボリュームが多かったり、値段が高かったりで大抵はパスしてました。
ていうのも、仕事に直結する技術書とは違い、ボリュームが多く読むのに時間がかかるわりにすぐに役に立つという感覚が無いためです。経験の積み重ねでなんとかなるという感じでしょうか...。
しかし、やはりシステム設計の上流工程についても体系的な知識を身につけることは大切です。なにか問題が発生した場合、判断を迫られた際には、書籍などで得た知識は、判断基準に大きな効果を発揮すると思います。
そこでこの書籍は、こういった上流工程の知識を、あまり時間をかけずにスピーディに、しかし基本的なポイントも抑え、出費も抑える(笑)ことができます。
全体的な構成としても非常に読みやすく書かれています。また、新刊ということもあり、工事進行基準のプロジェクトマネジメントなどの最新の知識についても触れられています。
内容
- 要求定義の概論
- 要求定義を取り巻く状況
- 要求定義の手順
- 要求の獲得手法
- 要求の取りまとめ手法
- 要求定義書
- 要求定義を成功に導くために
図解、サンプル、コラムなども多く、少ないボリュームながらポイントを押さえた多くの知識を学ぶことができ、システム開発の現場での上流工程を進める際の手助け・判断基準になる内容となっています。じっくり読めば一日で読み切ってしまえるので、この本で基本を押さえることで、より詳細な解説をしている要件定義・要求定義本を理解するためのステップアップにもなるでしょう。
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