2010年10月アーカイブ



 

著者: カーマイン・ガロ

訳者: 井口 耕二

発行者: 瀬川 弘司

発行: 日経BP社

405ページ

1,800円+税

 

 内容

人を惹きつける18の法則。

聴衆を魅了し続ける世界一の経営者。

iPhone, iPad, iPodを成功に導いたプレゼンの極意を解き明かす!

この本では、ジョブズのプレゼンテーションを分析し、聴衆を魅了するテクニックの

数々を初めて明らかにする。それだけではない。この本を活用することで、ジョブズの

スキルを習得し、そのテクニックを活用すれば、彼と同じように聞き手の心を動かし、

また聞きたいと思われる話ができるようになる。

 

ポイント 

システムエンジニア(SE)にしろ、プログラマー(PG)にしろ、プレゼンする能力は、

あるに越したことはない。実際に場数を踏むということも大切だが、プレゼンは、

少しのテクニックを使うだけでも出来が大きく違ってくるので書籍で学ぶことも重要。

 

この本は、プレゼンテーションのテクニックについて、

スティーブ・ジョブズの過去のプレゼンを例に出したり、

たくさんのエピソードについて書かれており、その中で、

18のテクニックについて語られている。

 

テクニックの内容については一般的なものもあるが、さすがジョブズと思わせられる

ものも多い。テクニックの内容だけだともっと簡単にまとめられると思うが、

ジョブズやその回りの人々の体験、エピソードがこれでもかというくらい書かれている

ため楽しみながら学べる実用書ではないかと思う。

この本を読みながら実際にジョブズのプレゼンが見てみたいと思うようになった。

 

また各シーンの最後に「ディレクターズ・ノート」という形で各シーンのポイントが

まとめられており、ここだけ読むだけでもかなり役立つと思う。

そして様々なキーワードが書かれている点も興味深く、この本を奥深くしている。

?「ヘッドライン」「アナロジー」「ジャーゴン」「バズワード」「パッションステートメント」など

 

 目次

プロローグ

第1幕 ストーリーを作る

シーン1  構想はアナログでまとめる

シーン2  一番大事な問いに答える

シーン3  救世主的な目的意識を持つ

シーン4  ツイッターのようなヘッドラインを作る

シーン5  ロードマップを描く

シーン6  敵役を導入する

シーン7  正義の味方を登場させる

幕間  その1  10分ルール

 

第2幕  体験を提供する

シーン8  禅の心で伝える

シーン9  数字をドレスアップする

シーン10  「びっくりするほどキレがいい」l言葉を使う

シーン11  ステージを共有する

シーン12  小道具を上手に使う

シーン13  「うっそー!」な瞬間を演出する

幕間  その2  第一人者から学んだシラー

 

第3幕  仕上げと練習を行う

シーン14  存在感の出し方を身につける

シーン15  簡単そうに見せる

シーン16  目的に合った服装をする

シーン17  台本を捨てる

シーン18  楽しむ

 

アンコール  最後にもうひとつ

謝辞

訳者あとがき

解説

参考文献・動画など

 

 

 著者: 竹添 直樹

発行人: 佐々木 幹夫

発行所: 株式会社 翔泳社

発行日: 2010年 4月 19日

601ページ

3,800円+税

 

 内容

Seasar2による現場のノウハウを詰め込んだWeb開発バイブル決定版

SAStruts、S2JDBCから周辺プロダクト、携帯Webアプリまで、

Seasar2のすべてを徹底解説。

Javaベースの国産DIコンテナ「Seasar2」と、Seasar2をベースにしたWebフレームワーク

「SAStruts」、データベースアクセスフレームワーク「S2JDBC」の解説書。DIコンテナとしての

Seasar2の基礎から、SAStrutsやS2JDBCといったフレームワークを徹底的に使いこなすために

必要となる情報までを一冊にまとめている。

 

ポイント

JavaのWeb開発フレームワークとしては定番のひとつとなっているSeasar2。

Seasar2は、すでに確立されたフレームワークとして今後大きな機能拡張は

されない(もちろん不具合の対応などはきっちりとされている)となっている。

 

DIコンテナ、SAStruts、S2JDBCを利用した開発をおこなうにあたり、安心して利用でき、

フレームワークのバージョンアップにおける、大きな互換性の問題もなく利用できそうなので

今後学習する内容が、長く活用できると思われる。

 

また、Seasar2は、国産のフレームワークであることから、日本語のドキュメントや、

メーリングリストでのやりとりも活発であることから、学習や、問題の解決のための

情報収集も比較的簡単にできる。

 

本書は、「Seasar2徹底入門」となっているが、フレームワークの仕組みという根幹の

部分の解説だけではなく、システムの開発における、必要な部分すべてを網羅した形で

構成されている。

例えば、Seasarの核となるS2Containerはもちろん、Webのフレームワークである、

S2Struts、データベースを利用するためのS2JDBCについてもたくさんのページを割いて

おり、またそれ以外の周辺の技術、ユニットテストや、ユーティティ、メールやバッチ処理、

設定情報の外部化、CSVファイル、Excelファイルの操作、携帯Webアプリの開発まで、

Seasar2を様々な形で応用できる部分まで触れられている。

基本のフレームワーク部分の仕組みの解説についてもう少し厚く解説が欲しかった

気もするので、Seasar2のフレームワークの内部に興味がある方は少し物足りないかも。

 

目次

1 Seasar2 の世界へようこそ!

  • 1.1  Seasar2 の歩み
  • 1.2  Dependency Injection
  • 1.3  開発環境のセットアップ


2 S2Container

  • 2.1  はじめての S2Container
  • 2.2  コンポーネントの定義
  • 2.3  インジェクションの種類
  • 2.4  OGNL
  • 2.5  インクルードと名前空間
  • 2.6  AOP
  • 2.7  自動登録
  • 2.8  アノテーション
  • 2.9  Web アプリケーションでの利用
  • 2.10 環境ごとの切り替え
  • 2.11 SMART deploy
  • 2.12 dicon ファイルの構成
  • 2.13 dicon ファイルリファレンス


3 SAStruts 入門

  • 3.1  SAStruts とは?
  • 3.2  SAStruts で Hello World!
  • 3.3  SAStruts の設定


4 アクションとアクションフォーム

  • 4.1  アクション
  • 4.2  アクションフォーム
  • 4.3  入力チェック


5 ビュー

  • 5.1  JSP の基礎知識
  • 5.2  Struts のカスタムタグ
  • 5.3  JSTL のカスタムタグ
  • 5.4  SAStruts のタグライブラリ
  • 5.5  SAStruts が提供する EL 関数
  • 5.6  JSP ファイルの共通化
  • 5.7  JSP へのダイレクトアクセスの禁止
  • 5.8  Tiles によるレイアウト
  • 5.9  独自のタグライブラリを作る
  • 5.10 ビューとして Mayaa を使う


6 SAStruts 応用編

  • 6.1  トランザクショントークン
  • 6.2  ファイルのアップロードとダウンロード
  • 6.3  Ajax
  • 6.4  アプリケーションの共通処理を実装する
  • 6.5  認証機能を実装する
  • 6.6  エラー処理
  • 6.7  ポートレット対応


7 S2JDBC 入門

  • 7.1  S2JDBC とは?
  • 7.2  はじめての S2JDBC
  • 7.3  S2JDBC の設定


8 エンティティ

  • 8.1  エンティティ定義のためのアノテーション
  • 8.2  エンティティの定義
  • 8.3  主キーの設定
  • 8.4  関連の定義
  • 8.5  列挙型の利用
  • 8.6  エンティティの継承
  • 8.7  エンティティのマッピングルールの変更


9 JdbcManager

  • 9.1  検索
  • 9.2  挿入
  • 9.3  更新
  • 9.4  削除
  • 9.5  SQL の実行
  • 9.6  外部 SQL ファイル
  • 9.7  イテレーション検索
  • 9.8  検索結果のページング
  • 9.9  楽観的排他制御
  • 9.10 ストアドの呼び出し


10 S2JDBC-Gen

  • 10.1 S2JDBC-Gen とは?
  • 10.2 ソースコード生成のカスタマイズ
  • 10.3 タイプセーフな S2JDBC
  • 10.4 テストケースの生成
  • 10.5 S2JDBC-Gen の Ant タスクリファレンス


11 SAStruts と S2JDBC の連携

  • 11.1 SAStruts と S2JDBC の連携
  • 11.2 トランザクションの制御
  • 11.3 Dolteng による自動生成


12 Seasar2 が提供するユーティリティ

  • 12.1 JavaBean の値をコピーする (S2BeanUtils)
  • 12.2 HttpServletRequest などを取得する
  • 12.3 基本的な処理のためのユーティリティ
  • 12.4 入出力関係のユーティリティ
  • 12.5 クラスパス内のリソースに関するユーティリティ
  • 12.6 リフレクション関係のユーティリティ
  • 12.7 その他の便利なクラス


13 ユニットテスト

  • 13.1 ユニットテストとは?
  • 13.2 S2Unit
  • 13.3 S2JUnit4
  • 13.4 EasyMock のサポート
  • 13.5 SAStruts + S2JDBC におけるユニットテスト


14 その他のプロジェクト

  • 14.1 S2Mai によるメール送信
  • 14.2 S2Chronos によるパッチ処理
  • 14.3 S2Config による設定情報の外部化
  • 14.4 S2CSV による CSV ファイルの入出力
  • 14.5 Fisshplate による Excel ファイルの生成
  • 14.6 mobylet による携帯 Web アプリ開発

 

 

編者:日経ソフトウェア

発行人:桔梗原 富夫

編集長:田島 篤

発行:日経BP社

178ページ

1,886円+税

 

内容

2010年10月2日にHTC Desire(X06HTII)が発売されました。

Android2.1搭載のスマートフォンで、iPhone4に次ぎ、評判は上々のようです。

さすがにiPhone4の勢いほどではないけど、アプリケーションの開発という点では、

より柔軟・オープンであり、今後に期待できます。

 

さらにHTC Desire(X06HTII)は、2010年10月8日には、Andoroid2.2へアップデート

可能で、加速度的にiPhoneを凌ぐ勢いとなりそうです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、この書籍では、こういった状況を踏まえてかどうか、

アプリケーションの開発について、2大スマートフォン(もちろんIPhoneとAndroid)の

両方のプログラミングについて書かれた最新の書籍になります。

 

私の場合は、Mac環境、Apple製品を好んで利用しないため、必然的に、Javaでの

開発が手軽にできるAndroidとなった訳ですが、スマートフォンの開発については、

やはり、iPhone、Android両方の知識について理解する事も大切です。

 

この書籍ではタイトルのとおり、"入門"ではありますが、こうした2大スマートフォンの

アプリケーション開発について、両者を比較しながら、体系的に、手軽に学べるという

点では、とても有用なバイブルとなると思います。

 

日経ソフトウェアの過去の記事から作られているムック本ではありますが、

基本的な知識と、技術がしっかり学べると思います。

今の時代の、システムエンジニア、プログラマの基礎知識としても、

知っておくべき内容がたくさん詰まっていると言えます。

 

目次

 

第1章 作って楽しい!

  • Part1 iPhoneプログラミング入門 効率的に始めるための4大ポイント!
  • Part2 iPad専用のスプリットビューとポップオーバーでRSSリーダーを作る
  • Part3 Androidで作って楽しむ弾幕系シューティングゲーム
  • Part4 iPadプログラミング入門 高速動作と大画面を生かす!パーティクルによる電光掲示板アプリを作る
  • Part5 開発者が明かすニコニコ生放送のiPhoneアプリはこうして生まれた

 

第2章 Androidの基礎を極める!

  • Part1 最も重要な「Activity」を理解する
  • Part2 音声読み上げアプリケーションを作る
  • Part3 Intentで超簡単アプリケーション連携
  • Part4 実例で学ぶIntentの使い方
  • Part5 Androidの秘密兵器、Serviceを理解する
  • Part6 Serviceに独自のinterfaceを持たせる
  • Part7 データ共有に必須のContentProvider
  • Part8 アプリにContentProviderを実装する

 

第3章 達人への第一歩

  • Part1 16個のサンプルで一目瞭然高度な機能がすぐに使える!
  • Part2 最速で学ぶObjective-C メモリー管理をマスターすればObjective-Cがわかる!
  • Part3 最速で学ぶObjective-C GUIプログラム作成に必要な概念をマスターしよう
  • Part4 iPhone実践プログラミング 電子コンパスを使ったアプリを実機で動かそう
  • Part5 iPhone実践プログラミング MapKitで地図アプリを作ろう
  • Part6 Phone実践プログラミングGameKitを使ってBluetooth通信対戦ゲームを作ろう
  • Part7 Javaエンジニアから見たiPhone/Androidアプリ開発記

 

付録 開発環境のセットアップ

 

ポイント

2大スマートフォンのアプリ開発が同時にわかる!

世界的なブームとなっているiPhone/iPadとAndroidのプログラミングを同時に

学びましょう。iPhoneプログラミングの基本、Objective-C、iPadの画面サイズを

生かすアプリの作り方、Androidの4大構成要素(Activity,Intent、Service、

ContentProvider)、Androidで作る弾幕系シューティングゲームなど、多彩な内容

を詰め込みました。iPhone/iPadとAndroidの類似点と相違点を把握しながら学べ、

それぞれのOSに対する理解も深まります。

 

補足

iPhone/iPadの開発は、通常Mac上での開発となりますが、

C#環境でも開発することがが可能なようです(Mono環境)

これは、開発の生産性においても、Windowsプログラマにとっても、

とても可能性の広がる事だと思います。Appleの対応についても、

もっともっとオープンになればうれしいことです。