システム管理の最近の情報



著者: 浦 正樹、内館 町子

発行日: 2009年6月8日

発行者: 瀬川 弘司

発行: 日経BPソフトプレス

180ページ

1,980円+税

 

以前の記事でも書いたが、

現在携わっている プロジェクトで、Microsoft Project 2010を利用している。

Microsoft Project 2010 は、2010年の6月に正式に発売されているが、

残念ながら、現時点(2010/8/23)で、Microsoft Project 2010 対応の、

書籍は発売されていない。

 

前回の記事もそうだが、今回紹介する書籍も、Microsoft Project 2007を

ターゲットに書かれているのでご注意いただきたい。

※Microsoft Project 2010(Professional版) には、チームプランナーという、

タスクをマウスでドラッグドロップすることでで直感的にスケジュール(タスク)の

調整(移動・入替え)することができる新たな機能が追加されとても便利なので、

Microsoft Project 2010 の利用もおすすめです。

 

概要 

信頼のマイクロソフト公式ガイド!

プロジェクトを効率的に管理するためのノウハウが満載!!

本種では次のようなテクニックが習得できます。

  • ユーザー設定フィールドを使用したビューの活用方法
  • グラフや平準化を利用した効率的なリソースの管理
  • 基準計画を使用したプロジェクトの分析手法
  • 段階的詳細化の実施および分析手法
  • テンプレート、リンクを活用した複数のプロジェクトの管理
  • スケジュール変更を行わないリソースの再計画方法

 

ポイント

機能の豊富な、Microsoft Project の操作で、機能があることは知らないが、

実はとても便利な機能や、プロジェクト管理でこういうことをしたいけど、やりかた

がよくわからない、そもそも出来るかどうかもわからない・・など、折角の高機能な

Microsoft Project の機能を使いこなせていない人のための、ノウハウ集、TIPS集

として有効活用できます。

 

その他

Microsoft Project の価格が少し高くて手が出ない場合は、

「Project Canvas」という高機能なソフトウェアが1万円程度で購入できます。

 

目次

はじめに

第1章 上手なビューの活用テクニック

  • 1 基準計画に対する遅延を表示するには
  • 2 追加したタスクにフラグを立てるには
  • 3 作業時間の見積りが適正かチェックするには
  • 4 注目タスクの詳細情報をひと目で確認するには
  • 5 タスクの依存関係を設定、確認するには
  • 6 ビューの構成要素を確認するには
  • 7 新しいテーブルをコピーして作成するには
  • 8 新しいビューをコピーして作成するには
  • 9 リソースごとにタスクバーの表示を変更するには
  • 10 会議の種別ごとにマイルストーンの色を変更するには
  • 11 プロジェクトの構成内容をコピーして再利用するには
  • 12 タスクやマイルストーンを1行で表示するには
  • 13 日にち厳守のマイルストーンの遅れを表示するには

第2章 リソース計画の効率的な作成方法

  • 1 リソースの割り当て時期を設定するには
  • 2[リソースの割り当て]ダイアログボックスでフィルタを使用するには
  • 3 リソースの負荷をすばやく確認するには
  • 4 リソースグラフで最大使用数を確認するには
  • 5 リソースグラフで作業時間を表示するには
  • 6 リソースの平準化機能とは
  • 7 リソースの平準化を使って役割ごとの適正な人数を評価するには
  • 8 期間を指定して平準化するには
  • 9 利用可能な余裕期間内で平準化するには
  • 10 個々の割り当てを調整できるように平準化するには
  • 11 残存作業時間を分割して平準化するには
  • 12 平準化前後の状態をビューで確認するには

第3章 基準計画を活用したプロジェクトの分析

  • 1 基準計画を分析に活用するには
  • 2 11個の基準計画を使いこなすには
  • 3 フェーズごとに基準計画を保存して完了プロジェクトの実績を分析するには
  • 4 基準計画による分析とイナズマ線を併用するには

第4章 段階的詳細化の活用

  • 1 段階的詳細化を実施するには
  • 2 Projectで段階的詳細化を実施する前の準備をする
  • 3 段階的詳細化の実施手順
  • 4 タスクの詳細化前後の分析をするには
  • 5 Projectで詳細化前後の分析する前の準備をする
  • 6 詳細化前後の分析の実施手順

第5章 複数のプロジェクトの効率的な管理テクニック

  • 1 複数のテンプレートを挿入して1つのプロジェクト計画を作成するには
  • 2 複数のプロジェクトをリンクして管理するには
  • 3 複数のプロジェクトの主要なマイルストーンを管理するに
  • 4 複数のプロジェクトでリソースを共有するには
  • 5 統合したプロジェクトで同じ表示を使用するには

第6章 プロジェクト計画の実践的な変更テクニック

  • 1 期間、作業時間、単位数の関係性とタスクの種類
  • 2 タスクごとにリソースの作業時間を変更するには
  • 3 割り当てられたリソースごとに作業時間を変更するには
  • 4 割り当てられたリソースごとに単位数を変更するには
  • 5[単位数固定]のタスクでリソースの割り当ての単位数を変更するには
  • 6[タスク配分状況]ビューで日々の作業時間を計画するには

 

ひと目でわかるMicrosoft Office Project 2007

ひと目でわかるMicrosoft Office Project 2007

価格:2,394円(税込、送料別)

 

 

 

 

 

 

 

 

著者: 内館 町子

発行日: 2007年3月5日

発行者: 瀬川 弘司

発行: 日経BPソフトプレス

289ページ

2280円+税

 

今、携わっているプロジェクトから、Project 2010 を使うことにしました。

現在は、ベータ版を使っていますが、2010年6月17日に発売予定だそうです。

より、Excelライクに使えるようになっていたり、チームプランナーという、

リソース毎に線上に並べられたタスクをドラッグドロップで移動し、スケジュール

調整できる新機能があり、今まで以上に使い勝手がよくなっています。

 

今回、紹介している本は、あくまで、現時点(2010/6/13)での最新バージョンの

解説本ですが、購入した理由は以下の通りです。

 

これまで、MS Projectでは、進捗管理の中で、実績時間の管理というものを

したことはありませんでした。進捗率(達成度)の管理だけをしていました。

それは実績時間と進捗管理が連動していて、よくありがちな、予定時間を経過

したけど、進捗率は50%だという状況が表現できなかったり、作業予定日に別の

作業をしていたため、予定の作業が1/2しかできなかった場合に、勝手に翌日以降

に残りの1/2の作業がスケジュールされたりという現象が発生していたからです。

 

達成率と実績時間を別で管理したいなと思っていたけれど、ネットで調べてもなかなか

見つからなかったから諦めてました。

ところが今回も、実績時間の管理をしたいという話が上がったので、再度調べてたところ

やっと見つけました。

http://ec.nikkeibp.co.jp/item/contents/mokuji/m_596100.html

↑第7章のコラム

 

これだけ見て、即買いしました。

※意外と簡単にできたのでショックでしたが、一応手順も示しておきます。

 

MS Project 2007 での操作方法

[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

オプション設定画面が開くので、[計算方法] タブをクリックします。

チェックボックスの中で、「タスクの実績情報更新時に、リソースの作業時間を自動更新

する」というオプションがあるので、このチェックを、オフにします。

※これで、作業時間と達成率が別々に入力できるようになります。

※但し、達成率が100%になった場合は、作業時間の達成率も必ず100%になります。

 

 本書の内容

基本的な操作方法が主ですが、ところどころに、上記のようなコラムや、TIPS的な内容

も散りばめられています。

本書では次のようなテクニックが習得できます。

  • プロジェクトのスケジュールを効果的に管理できる
  • プロジェクトの生産性を向上できる
  • グラフや図表を使ってわかりやすいプロジェクトレポートを作成できる
  • プロジェクトを追跡して実績を確認できる
  • ExcelやPowerPointなどほかのアプリケーションと情報を共有できる

 

目次

Project 2007注目の新機能

Project 2007の画面構成

第1章 Projectを使ってプロジェクト管理

  • Projectの基本機能
  • Excelでできること、Projectでできること
  • 本書のゴール
  • コラム Project 200
  • Projectを起動するには
  • ツールバーの配置や表示を変更するには
  • ビューバーを表示するには
  • 起動時に適用するビューを設定するには
  • 既定のタスクの種類を設定するには
  • コラム タスクの種類
  • プロジェクトで使用するカレンダーを設定するには
  • カレンダーオプションを設定するには
  • プロジェクト情報を設定するには
  • プロジェクトガイドを使ってプロジェクト計画を作成するには
  • Projectファイルを保存するには
  • Projectを終了するには
  • コラム マイクロソフトライセンス認証を行うには

第2章 プロジェクト計画の作成 

  • Projectファイルを開くには
  • タスクを入力するには
  • マイルストーンを設定するには
  • アウトラインを設定するには
  • 定期タスクを入力するには
  • プロジェクトのサマリータスクを表示するには
  • タスクの期間を設定するには
  • 複数のタスクの期間を一度に設定するには
  • タスクの依存関係を設定するには
  • タスクの依存関係を変更するには
  • タスクの制約タイプを変更するには
  • タスクに期限を設定するには
  • タスクにメモや資料を添付するには

第3章 リソースの割り当て 

  • リソースを作成するには
  • 登録したリソースを削除するには
  • リソースの種類を設定するには
  • コラム [時間単価型]リソースと[数量単価型]リソース
  • リソースの利用可能期間と単位を設定するには
  • コラム リソースの利用可能期間と割り当て余力
  • リソースにグループ名を設定するには
  • リソースのカレンダーを設定するには
  • タスクにリソースを割り当てるには
  • リソースの割り当て時にリソースをフィルタ化するには
  • リソースの割り当てを解除するには
  • 割り当てたリソースを置き換えるには
  • 各リソースのタスクの作業時間を確認するには
  • コラム グラフの形状と目盛

第4章 コストの管理 

  • リソースにコストを設定するには
  • リソースに複数のコストを設定するには
  • コラム タスクとリソースのコスト単価表について
  • タスクにコストを設定するには
  • コラム 固定コストの計上の時期
  • コスト型リソースを設定するには
  • プロジェクト全体のコストを確認するには
  • 予算コストを使用するには

第5章 プロジェクト計画の調整 

  • クリティカルパスを確認するには
  • タスク影響要素を確認するには
  • タスクの依存関係を調整するには(1)
  • タスクの依存関係を調整するには(2)
  • タスクを分割するには
  • リソースを平準化するには
  • リソースを追加するには
  • 基準計画を保存するには
  • 中間計画を保存するには

第6章 プロジェクト計画をもっと使いやすくする機能 

  • マークを使うには
  • 計算式を使うには
  • ユーザー設定フィールドを簡単に表示するには
  • グループ化してタスクを見やすくするには
  • 開始日と期間でグループ化するには
  • フィルタを使用してタスクを見やすくするには
  • 依存関係を設定していないタスクを見つけるには
  • リソースが割り当てられていないタスクを見つけるには
  • 選択したタスクをすばやく表示するには
  • アウトライン番号を表示するには
  • WBS番号を設定するには
  • ガントバーのスタイルを変更するには
  • ガントチャートのスタイルを一括で設定するには
  • ガントバーにコメントを挿入するには
  • サマリータスクにガントバーを重ね合わせて表示するには
  • タスクにカレンダーを割り当てるには
  • タイムスケールに会計年度を表示するには
  • タイムスケールにプロジェクト開始からの日数を表示するには
  • [期間]フィールドの形式を日から時間に変更するには
  • ビューを分割するには
  • コラム ビューの使い方
  • 独自のビューを作成し、ビューバーに登録するには 
  • カレンダーやビューを他のプロジェクトでも使用するには 
  • コラム Global.MPTから削除してしまったビューを復元するには 

第7章 作業実績をプロジェクト計画に反映  

  • 達成率をプロジェクト計画に入力するには 
  • コラム 達成率と実績作業時間を別々に管理するには 4
  • 実績作業時間をプロジェクト計画に入力するには(1) 
  • 実績作業時間をプロジェクト計画に入力するには(2) 
  • 作業実績を自動で入力するには 
  • プロジェクトの進捗状況をひと目で把握するには 
  • 現在の日付を表示するには 
  • プロジェクトの変更箇所を表示するには 
  • クリティカルタスクの背景をハイライト表示するには 
  • タスクをハイライト表示するには 

第8章 進捗管理とプロジェクトの再計画211 

  • 遅れているタスクを確認するには
  • タスクの依存関係を再設定するには
  • リソースの割り当て超過を解消するには
  • タスクにリソースを追加するには
  • 作業を中断したタスクを分割するには
  • 再計画後に基準計画を保存するには
  • 現行計画と基準計画を比較するには
  • プロジェクトのバージョンを比較するには

第9章 レポートを作成してプロジェクト情報の共有 

  • 予算と実績コストのレポートをExcelで作成するには
  • タスクの進捗状況のレポートをVisioで作成するには
  • プロジェクトの概要のレポートを作成するには
  • プロジェクト計画を印刷するには
  • プロジェクト計画のメモを印刷するには
  • 作成したプロジェクト計画をメールで送信するには
  • アーンドバリュー値でプロジェクトの分析レポートを作成するには
  • プロジェクト計画をテンプレートとして保存するには
  • コラム テンプレート作成のコツ
  • テンプレートの参照先を共有フォルダに変更するには

第10章 他アプリケーションと連携 

  • Excelで作成したプロジェクト計画をProjectに取り込むには
  • ガントチャートを画像としてファイルに保存するには
  • Active Directoryユーザー情報からリソースを追加するには
  • Outlookの仕事リストからタスクを追加するには
  • ProjectファイルをXPSファイル形式に変換するには
  • Visioでガントチャートを表示するにはプロジェクト計画をPowerPointのスライドで使用するには

第11章 統合プロジェクトの利用 

  • マスタプロジェクトにサブプロジェクトを挿入するには
  • サブプロジェクトに依存関係を設定するには
  • コラム 外部タスクの利用
  • マスタプロジェクトで作業実績を入力するには
  • 複数のプロジェクトでリソースを共有するには共有リソースの負荷状況を確認するには
  • コラム Project 2007の主なショートカットキー

 

 Redmineーもっと手軽にプロジェクト管理!

 

 著者: 倉貫 義人 栗栖 義臣 並河 祐貴 前田 直樹

発行日: 2009年8月1日

発行人: 土田 米一

発行所: 株式会社インプレスジャパン

231ページ

2,100円+税

 

内容

プロジェクト管理入門から、Redmine導入・運用・プラグイン開発まで

Excel派もTrac派も大注目!使いやすい、覚えやすい、プロジェクト管理の効率が

ぐ?んとUP↑ 1.導入・設定 2.チケット登録 3.すぐ見える化

 

Chapter1 プロジェクト管理をもっと楽に!楽しく!

  • Redmineでプロジェクト管理を変える!
  • 導入と活用のキーポイントを紹介

 

Chapter2 Redmineの使いどころ・勘どころ

  • 導入の前後でどうかわる?導入効率がよくわかる

 

Chapter3 どうやって導入する?[Windows/Linux/Amazon EC2編]

  • Amazon EC2ならインストールなしで、すぐに運用できる!
  • WindowsやLinuxへのセットアップ方法も紹介

 

Chapter4 プロジェクトメンバーはどう使う?

  • メンバーすべてがカンタンに使いこなせる!
  • ユーザーの登録から、プロジェクト/チケットの作成、SCMとの連携まで

 

Chapter5 システム管理者はどう設定する?

  • 標準設定はここまで変えられる!
  • ロール、プロジェクト、チケット、サイト全体などをカスタマイズ

 

Chapter6 どう工夫して運用する?

  • 万が一に備えて、バックアップは必須!
  • 性能もバージョンアップも考えて、しっかり運用

 

Chapter7 プラグイン、動追加する?どう作る?

  • より使いやすく、さらに管理しやすく!
  • さまざまなプラグインを紹介。開発方法hも解説

 

ポイント

 Redmineは、システム開発・運用時にプロジェクト管理で活用することができる、

ITS(Issue Tracking System):課題管理システムです。

以前は開発時のバグ管理や、運用時のサポートツールとして、

BTS(Bug Tracking System)が利用されてきたが、現在では様々な機能が

追加され、プロジェクト管理全般で利用することができるプロジェクト管理ツール

にまで発展してきている。

 

もちろんRedmineでも、BTSとしてだけでなくプロジェクトの概要・活動・ロードマップ

を管理したり、チケット(タスク管理の最小単位)の作成、ニュース・フォーラムの登録、

文書・ファイルの管理、Wiki、ソース管理連携機能などの多くの機能を備えている。

 

Redmineは、ITSの中でも最も後発に出現したシステムの一つであり(2009年現在)

現在、最も評価も高く、高機能なシステムといえるでしょう。

デファクトなシステムの移り変わりとしては、Bugzilla→Mantis→Trac→Redmineと

なってくるのではないでしょうか?

 

さて、本書の内容ですが、上記のようなITS・プロジェクト管理についての概要から

始まり、インストール方法、各機能の操作説明、運用時のポイント、プラグインに

ついてという流れになっています。

 

ある程度、BTS・ITSについて知識があり、オープンソフトウェアのインストールの

経験があれば、概要とインストール方法については、十分Webで調べられる範囲

である。また操作方法についても、基本は直感的に分かる範囲の説明がダラダラ

と書かれているという感じです。調査のための時間短縮にはなると思います。

 

Webでの情報が少ない部分としては、最後の2つの章、どう工夫して運用する?

と、プラグインの活用についてです。こちらは、実際にシステムを業務で利用する

する際に必要になってくる、データのバックアップの方法や運用する、

アプリケーションサーバの変更方法やクラスタリングについて、Redmineの

バージョンアップについてが詳しく書かれています。

Redmineは、ある程度は設定でカスタマイズは可能ですが、Ruby On Railsで

開発されているので、ソースレベルでのカスタマイズが非常に簡単にすることが

可能です。

私も、実際の業務でRedmineを使用しており、項目の並びや、表示非表示、

運用に合わせた画面のリンクの追加、プロジェクト選択時の初期表示タブの変更

など、ソースレベルでどんどん変更し運用しやすいようにカスタマイズしています。

※Ruby On Rails は未経験ですが、MVCモデルがわかれば容易にソースを

変更してカスタマイズできると思います。

最後に、ソースでのカスタマイズだけでなく、プラグインを利用することでの機能

追加の方法や、プラグイ自体の作成方法についても簡単に説明されています。

 

本書以外にも、Redmineの解説書は以下のものが発売されています。

 

 

入門Redmine

 

似たような内容だとは思いましたが、発売日が新しいので私は、

 Redmineーもっと手軽にプロジェクト管理! の方を選択しました。

 

リンク: Redmine.JP - 日本語情報サイト