著者:テクノロジックアート
発行日:2009年4月9日
監修:長瀬 嘉秀・橋本 大輔
発行人:佐々木 幹夫
発行所:株式会社 翔泳社
371ページ
3,600円+税
ポイント
2009年10月現在で、UML学習について比較的新しい書籍です。
UML2.xについての記述も多く取り入れられています。
UMLが取り上げられてからかなりの時間が経っていますが、UMLと
いう言葉や、UMLについてある程度の知識を持った技術者は多いと
思いますが実際の開発の現場で利用している、活用できている方は
少ないのではないでしょうか?
私の考えでは、実際にUMLを使用しなかったとしても、UMLの内容を
理解し、習得することで、システム設計の手法や、オブジェクト指向に
対する理解など、システム開発に関する多くのことが学べスキルアップ
できることは間違いないです。もちろん実際にUMLを使用した開発にも
役立ちますし、自らUMLでの設計を取り入れた開発にチャレンジする
のも良いと思います。
全てではなくとも、ユースケース図、クラス図、シーケンス図など、
部分的にドキュメントとして作成し活用できるのもUMLの特徴です。
この書籍では、第1部で、基礎知識(各図の書き方、活用方法、
UML2.xでの変更点)が簡潔にまとめられており、初心者にも
十分理解できる内容になっています。
また、UMLを業務で活用したいと考えている方には、第2部の
"UMLの適用"がとても役立ちます。
実際に仮想のシステムの開発というストーリーで、分析から、
設計、展開まで現場目線で詳細に解説されていますので、
どのようにUMLを実際の現場で利用するかよく分かっていない
場合の参考になるでしょう。
内容
UML2.x準拠「はじめての学習」にも、「体系立った習得」にも最適!!
信頼の定番メソッド+詳説で基礎から実践まで徹底理解!!
3ステップだからよく分かる(1.解説 2.例文 3.練習問題)
UML(Unified Modeling Languageとは、システムモデルの表記法です。
本書は、UML2.xの基礎概念と実践的な運用方法を無理なく身に付つける
ことができる構成になっています。
ステップ1 丁寧な解説で、1人でもスイスイ学習
UMLの基礎からオブジェクト指向の考え方、各種図形の描画方法、実務での
活用方法に至るまで、初学者の観点からていねいに解説しているため、途中
でつまづくことなく学習することができます。
ステップ2 章末の「理解度チェック」で学習内容を確認
各章の最後に「理解度チェック」を収録。「どこで」「なにが」理解できなかった
かを明らかにし、弱点を克服することができます。
ステップ3 付属CD-ROMのツールで実力をつける
コンポジット構造図やタイミング図、相互作用概要図といった、UML2.0
以降に追加されたダイアグラムなどに対応したパターンウィーバー2.3
CE版で、学習の成果を活かして図形を描画することができます。
目次
第1部 UMLの基礎知識
- 第1章 UMLとは
- 第2章 オブジェクト指向とは
- 第3章 ユースケース図
- 第4章 オブジェクト図
- 第5章 クラス図
- 第6章 コンポジット構成図
- 第7章 コンポーネント図
- 第8章 シーケンス図
- 第9章 コミュニケーション図
- 第10章 タイミング図
- 第11章 相互作用概要図
- 第12章 ステートマシン図
- 第13章 アクティビティ図
- 第14章 配置図
- 第15章 パッケージ図
- 第16章 UMLの基礎概念
第2部 UMLの適用
- 第17章 現状業務(AsIs)の分析
- 第18章 現状業務の改善(ToBe)
- 第19章 要求分析
- 第20章 システム分析
- 第21章 システム設計(システム全体の俯瞰とアーキテクチャの決定)
- 第22章 システム設計(ユースケースの実現)
- 第23章 システム設計(システム全体の構造決定)
- 第24章 プラットフォームへの展開
付録
- 理解度チェック解答集
- パターンウィーバーについて
※UMLの概要だけを理解したいのであれば、類似のこちらの
書籍も良いのではないでしょうか?価格も安めです。