delphiの最近の情報



Windows7がCMで放送され注目を浴びていますが、
IT業界で働く者にとっても、新しいOSの技術・機能を
理解し学んでいくことは大切です。

Vistaから進化した新しいユーザー・インターフェイス
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win7/04newui/04newui_01.html


特に、Windows7では、見た目はVistaと大きな違いがない印象が
あるかもしれませんが、細かなところでたくさんの部分がブラッシュ
アップされているだけでなく、機能強化、機能追加されています。

パフォーマンスもVistaよりも断然良くなって(XPと比べても遜色なくなって)
いるので、今後、XPに代わるOSとして普及が予測されるのではないでしょうか?

Windows7の特徴を少し抜粋すると、

・ジャンプリスト
・新しいタスクバー
・新しいアプリケーションの切り替え/整列
・新しいアプリケーションの最大化/最小化
・ウィンドウのスナップ/シェイク
・デスクトップの透明化
・ガジェットの自由な配置
・通知アイコンの強化/通知メッセージの共有化
・UACレベルの切り替え
・ライブラリ機能

となっています。


IT業界に視点を置くと、こういったOSの進化に、開発する
アプリケーションをどのように進化させていくか、連携させて
いくかを考え、付加価値の高い商品を生み出さないと、
どんどんと時代の波に取り残されることになります。

開発ツールのバージョンアップの中でも、こういったOSの進化に
追随する機能がたくさん盛り込まれています。

例えば、Delphiでは、Delphi2009で完全にユニコード対応になり、
ジェネリクス、無名メソッドなどの新しい言語仕様、Office2008で
採用されている新しいインターフェイスに対応した、リボンコントロール
が追加されたり、今秋発売された、Delphi2010では、Windows7の
シェイク機能を意識した、ジェスチャーコントロール(マウスの動きに
合わせてイベントを発生させる)などが導入されています。

新しい技術の全てを理解し、開発するアプリケーションに取り入れる
必要はありませんが、少なくとも、開発するアプリケーションが陳腐化
しないようにバージョンアップ、メンテナンスをおこない、いつでも、
新しい技術を取り入れられるようにスケーラビリティを確保することが
大切ではないでしょうか?

そのためにも普段からの技術力向上のための取り組みは必須です。

 

 

Delphi 2009 handbook

著者:Marco Cantu

訳者:藤井 等

監修 エンバカデロ・テクノロジーズ

発行日:2009年4月

発行者:カットシステム

463ページ

5,000円+税

 

内容

Delphi最新プログラミングエッセンス

プログラム開発ソフトウェア「CodeGear Delphi 2009」についての書籍です。

本書では、Delphiによるプログラミング、Object Pascal言語やVisual Component Libraryの基礎には触れておらず、Delphi 2009 for Win32の各領域の新機能にターゲット絞り説明しています。

Delphi 2009のUnicodeサポート、ジェネリクスや無名メソッドなどの新しい言語機能、IDEの改善、ランタイムライブラリの新しいクラス、VCLの新しいコンポーネント(リボンコントロールなど)、そして、データベースアーキテクチャとDataSnap多層テクノロジーの拡張などに触れています。

理論を説明しつつも、多くのサンプルを紹介しており、それらをダウンロードして、自分自身で動作させてみることができます。Delphi 2009を持っていない場合には、トライアル版をダウンロードしたり、ビデオシリーズで、実際にプログラムが動作するのを見ていただくこともできます。

 

第I部 Unicode

  • 第1章 Unicodeとは?
    • 従来からの文字コード:ASCIIからISOエンコーディング
    • Unicode:世界中の文字に対応
    • Win32でのUnicode
    • 次は?

 

  • 第2章 UnicodeString型
    • AnsiCharからWideCharへ
    • 新しいCharacterユニット
    • StringとUnicodeStringについて
    • さまざまな文字列型
    • 文字列変換
    • 文字列および文字リテラル
    • ストリームとエンコーディング
    • UnicodeとVCL
    • 次は?

 

  • 第3章 Unicodeへのポーティング
    • 失敗するChar操作
    • 失敗する文字列操作、パフォーマンス低下する文字列操作
    • Unicode文字列とWin32
    • PCharとポインタ演算
    • 次は?

 

第II部 Delphi 2009とそのコンパイラ

  • 第4章 IDEの新機能
    • インストールと実行
    • Delphiプロジェクトの管理
    • プロジェクトマネージャ
    • IDEでのリソース管理
    • Delphiクラスエクスプローラ
    • エディタの新機能
    • デバッガ
    • 次は?

 

  • 第5章 ジェネリクス
    • ジェネリックKey-Valueペア
    • Delphiにおけるジェネリクス
    • ジェネリック制約
    • 既定のジェネリックコンテナ
    • ジェネリックインターフェイス
    • Delphiのスマートポインタ
    • 次は?

 

  • 第6章 無名メソッド
    • 無名メソッドの構文と意味
    • ローカル変数の使用
    • 無名メソッドの詳細
    • 無名メソッドの実際の利用
    • 次は?

 

  • 第7章 その他の言語およびRTLの変更
    • その他の言語新機能
    • TObjectの新しいメソッド
    • スレッドサポートにおける変更
    • 文字列の構築
    • ReaderおよびWriterの使用
    • 例外の強化
    • 新しいユニットと新しいRTLクラスのまとめ
    • 次は?

 

第III部 VCLとデータベース

  • 第8章 VCLの改善
    • VCLコアの改善
    • 標準コンポーネントの強化
    • コモンコントロールのアップデート
    • ネイティブVCLコンポーネント
    • Vistaサポートの拡張
    • 次は?

 

  • 第9章 Delphi 2009におけるCOMサポート
    • IDL、タイプライブラリ、RIDL
    • RIDL形式(COMサーバー)
    • 新しい「登録済みのタイプライブラリ」ペイン
    • COMとUnicode
    • 復活した機能:アクティブフォーム
    • 次は?

 

  • 第10章 リボンコントロール
    • Fluent User Interfaceの紹介
    • アクションとリボン
    • Ribbonコンポーネント
    • データベースアプリケーションでのリボン
    • 画面のヒント(ScreenTips)を使う
    • 次は?

 

  • 第11章 データセットとdbExpress
    • UnicodeのClientDataSet
    • データセットにおけるUnicode--テイク2
    • データセットのその他の強化
    • データセットの内部構造
    • Delphi 2009におけるdbExpress
    • データ対応コントロール
    • 次は?

 

  • 第12章 DataSnap 2009
    • 最初のDataSnap 2009デモの作成
    • 非データベースDataSnapサーバーのセッションとスレッド
    • 古いDataSnapデモのポーティング
    • DataSnapの管理インターフェイス
    • まとめ

 

ポイント

Delphiの、2009年3月29日時点で最新の書籍になります。

私も、最初に携わったプログラム開発がDelphiだっただけに思い入れはありますが、

現時点で最新版のDelphi 2009も評判は良いようですのでまた個人的に欲しいと

思っています。今回の発売についても評判と連動していると見てもよいのではない

でしょうか?洋書の発売から4か月程度での発売という点でも力の入れようが

わかります。