Seasar2の最近の情報



 

 著者: 竹添 直樹

発行人: 佐々木 幹夫

発行所: 株式会社 翔泳社

発行日: 2010年 4月 19日

601ページ

3,800円+税

 

 内容

Seasar2による現場のノウハウを詰め込んだWeb開発バイブル決定版

SAStruts、S2JDBCから周辺プロダクト、携帯Webアプリまで、

Seasar2のすべてを徹底解説。

Javaベースの国産DIコンテナ「Seasar2」と、Seasar2をベースにしたWebフレームワーク

「SAStruts」、データベースアクセスフレームワーク「S2JDBC」の解説書。DIコンテナとしての

Seasar2の基礎から、SAStrutsやS2JDBCといったフレームワークを徹底的に使いこなすために

必要となる情報までを一冊にまとめている。

 

ポイント

JavaのWeb開発フレームワークとしては定番のひとつとなっているSeasar2。

Seasar2は、すでに確立されたフレームワークとして今後大きな機能拡張は

されない(もちろん不具合の対応などはきっちりとされている)となっている。

 

DIコンテナ、SAStruts、S2JDBCを利用した開発をおこなうにあたり、安心して利用でき、

フレームワークのバージョンアップにおける、大きな互換性の問題もなく利用できそうなので

今後学習する内容が、長く活用できると思われる。

 

また、Seasar2は、国産のフレームワークであることから、日本語のドキュメントや、

メーリングリストでのやりとりも活発であることから、学習や、問題の解決のための

情報収集も比較的簡単にできる。

 

本書は、「Seasar2徹底入門」となっているが、フレームワークの仕組みという根幹の

部分の解説だけではなく、システムの開発における、必要な部分すべてを網羅した形で

構成されている。

例えば、Seasarの核となるS2Containerはもちろん、Webのフレームワークである、

S2Struts、データベースを利用するためのS2JDBCについてもたくさんのページを割いて

おり、またそれ以外の周辺の技術、ユニットテストや、ユーティティ、メールやバッチ処理、

設定情報の外部化、CSVファイル、Excelファイルの操作、携帯Webアプリの開発まで、

Seasar2を様々な形で応用できる部分まで触れられている。

基本のフレームワーク部分の仕組みの解説についてもう少し厚く解説が欲しかった

気もするので、Seasar2のフレームワークの内部に興味がある方は少し物足りないかも。

 

目次

1 Seasar2 の世界へようこそ!

  • 1.1  Seasar2 の歩み
  • 1.2  Dependency Injection
  • 1.3  開発環境のセットアップ


2 S2Container

  • 2.1  はじめての S2Container
  • 2.2  コンポーネントの定義
  • 2.3  インジェクションの種類
  • 2.4  OGNL
  • 2.5  インクルードと名前空間
  • 2.6  AOP
  • 2.7  自動登録
  • 2.8  アノテーション
  • 2.9  Web アプリケーションでの利用
  • 2.10 環境ごとの切り替え
  • 2.11 SMART deploy
  • 2.12 dicon ファイルの構成
  • 2.13 dicon ファイルリファレンス


3 SAStruts 入門

  • 3.1  SAStruts とは?
  • 3.2  SAStruts で Hello World!
  • 3.3  SAStruts の設定


4 アクションとアクションフォーム

  • 4.1  アクション
  • 4.2  アクションフォーム
  • 4.3  入力チェック


5 ビュー

  • 5.1  JSP の基礎知識
  • 5.2  Struts のカスタムタグ
  • 5.3  JSTL のカスタムタグ
  • 5.4  SAStruts のタグライブラリ
  • 5.5  SAStruts が提供する EL 関数
  • 5.6  JSP ファイルの共通化
  • 5.7  JSP へのダイレクトアクセスの禁止
  • 5.8  Tiles によるレイアウト
  • 5.9  独自のタグライブラリを作る
  • 5.10 ビューとして Mayaa を使う


6 SAStruts 応用編

  • 6.1  トランザクショントークン
  • 6.2  ファイルのアップロードとダウンロード
  • 6.3  Ajax
  • 6.4  アプリケーションの共通処理を実装する
  • 6.5  認証機能を実装する
  • 6.6  エラー処理
  • 6.7  ポートレット対応


7 S2JDBC 入門

  • 7.1  S2JDBC とは?
  • 7.2  はじめての S2JDBC
  • 7.3  S2JDBC の設定


8 エンティティ

  • 8.1  エンティティ定義のためのアノテーション
  • 8.2  エンティティの定義
  • 8.3  主キーの設定
  • 8.4  関連の定義
  • 8.5  列挙型の利用
  • 8.6  エンティティの継承
  • 8.7  エンティティのマッピングルールの変更


9 JdbcManager

  • 9.1  検索
  • 9.2  挿入
  • 9.3  更新
  • 9.4  削除
  • 9.5  SQL の実行
  • 9.6  外部 SQL ファイル
  • 9.7  イテレーション検索
  • 9.8  検索結果のページング
  • 9.9  楽観的排他制御
  • 9.10 ストアドの呼び出し


10 S2JDBC-Gen

  • 10.1 S2JDBC-Gen とは?
  • 10.2 ソースコード生成のカスタマイズ
  • 10.3 タイプセーフな S2JDBC
  • 10.4 テストケースの生成
  • 10.5 S2JDBC-Gen の Ant タスクリファレンス


11 SAStruts と S2JDBC の連携

  • 11.1 SAStruts と S2JDBC の連携
  • 11.2 トランザクションの制御
  • 11.3 Dolteng による自動生成


12 Seasar2 が提供するユーティリティ

  • 12.1 JavaBean の値をコピーする (S2BeanUtils)
  • 12.2 HttpServletRequest などを取得する
  • 12.3 基本的な処理のためのユーティリティ
  • 12.4 入出力関係のユーティリティ
  • 12.5 クラスパス内のリソースに関するユーティリティ
  • 12.6 リフレクション関係のユーティリティ
  • 12.7 その他の便利なクラス


13 ユニットテスト

  • 13.1 ユニットテストとは?
  • 13.2 S2Unit
  • 13.3 S2JUnit4
  • 13.4 EasyMock のサポート
  • 13.5 SAStruts + S2JDBC におけるユニットテスト


14 その他のプロジェクト

  • 14.1 S2Mai によるメール送信
  • 14.2 S2Chronos によるパッチ処理
  • 14.3 S2Config による設定情報の外部化
  • 14.4 S2CSV による CSV ファイルの入出力
  • 14.5 Fisshplate による Excel ファイルの生成
  • 14.6 mobylet による携帯 Web アプリ開発