最初に
Webアプリケーションを実行・動作させるには、通常Webアプリケーションサーバ(Webアプリケーションの実行環境)が稼動している必要がある。Javaで動作するWebアプリケーションを実行するにはJavaの実行環境(JRE)だけでなく、Java Webアプリケーションサーバが必要となる。
このTomcatも、Java Webアプリケーションサーバのひとつであり、Apacheグループにより開発され、Apacheライセンスにより手軽に、しかも簡単に利用できるWebアプリケーションサーバです。
Webアプリケーションサーバ
Tomcatをはじめ、Webアプリケーションサーバにはたくさんの種類のものが存在するが、無償で利用できるJava Webアプリケーションサーバでは、Tomcat がデファクトスタンダードとなっている。製品として有名なものでは、BEA WebLogic Server、WebSphere Application Server、Oracle AS が存在する。また、J2EE環境に対応した、Apacheライセンスの、Apache Geronimo、LGPLの、JBoss などもよく知られている。Java以外のWebアプリケーションサーバも多数存在する。
ダウンロード
2008年6月24日時点での最新版(Tomcat6.0.16)をインストールします。
※Tomcat6 では、Servlet 2.5およびJSP 2.1がサポートされています。
ダウンロードにはインストーラ版(サービスとしてインストールされる)もあるが、ここでは解凍するだけでもすぐに利用できる圧縮版(Zip形式)を利用する。
インストール
上記で圧縮版をダウンロードした場合、インストールはとても簡単で、任意のフォルダへ解凍をおこなうだけである。インストールしたフォルダ(通常、apache-tomcat-6.0.16 のようなバージョン番号を含んだ形式のフォルダ)のなかに、bin, conf, lib, logs 等のフォルダが存在していればインストールは完了している。
インストールの確認
Tomcat を実行するには、インストールフォルダ(通常環境変数、CATALINA_HOME で示される)の中にある、bin フォルダよりバッチファイルを起動させ実行する。bin フォルダの中には、起動だけでなく、停止、バージョン確認等の様々なバッチファイルが存在する。
ここで、起動するためのバッチファイルは、startup.bat となるが、Java の実行環境がどこにあるのかが指定されている必要があり、これは環境変数、JAVA_HOME で示される。環境設定されていない場合は、設定の上、startup.bat をダブルクリックして実行する。
コマンドプロンプトに起動ログが表示され、最後に「情報:Server Startup in xxxx ms」というように表示されていると正常起動していることになる。
http://localhost:8080/ にアクセスし、Tomcat のページが表示されれば確認完了です。
JAVA_HOME 環境変数を都度設定したい場合は、コマンドプロンプトを起動し、
set JAVA_HOME=<JDKをインストールしたフォルダのフルパス>
cd <Tomcatをインストールしたドライブ>:\
cd <Tomcatをインストールしたフォルダのフルパス>\bin
startup.bat
という方法で起動する。
*JDKのインストール方法はこちらから