開発環境の最近の情報



私はPHPをメインでは利用していないのですが、CakePHPフレームワークが

そこそこ評判が良いようなので、いろいろと使っていこうと思ってます。

*CakePHPについては...こちらを参照

 

CakePHPを選択した理由としては、

  • PHPを利用できる環境がレンタルサーバなどで豊富
  • とりあえずのセットアップが超簡単
  • RubyOnRailsフレームワークの影響を受け機能的にも十分

 

など他にもたくさん挙げられます。

 

個人的には、Web開発ではJavaでTomcatを利用していたので、

PHPであれば、symfonyがその流れを汲むのだが、symfonyは、

まだ、CakePHPほどの勢いはないかなぁという感じです。

 

(特にビジネスとしての)開発をおこなう場合には、開発環境の整備が重要

になると思います。スキルにばらつきのあるプロジェクトチームでは、開発環境

を整備することで、生産性の飛躍的な向上はもちろん、開発工程の標準化、

チーム開発での作業の統一化も図れます。

 

そこで、ビジネスでの利用も想定にしたうえで、以下のように

PHPの開発環境を整備していきたいと思います。

  • 統合開発環境(IDE)を利用する
  • 日本語の環境で利用できる
  • IDEでテスト(デバッグ)ができる
  • フレームワーク(CakePHP)と連携ができる
  • ソース管理(チームでの共有)ができる
  • データソースの管理ができる

 

今回はまず、

統合開発環境(IDE)の準備と、日本語化までを説明します。

 

1.統合開発環境(IDE)

  もちろんPHPの統合開発環境も様々なものが存在します。

  有料の、ZendStudio、VS.PHP、Delphi for PHPなどをはじめ、

  Eclipse環境で利用できる、PDT、PHPEclipse、TruStudio、etc

  ⇒無料で利用でき、スタンダードになりつつあるPDTを選択します。

 

  PDTは、"PHP Dvelopment Toolkit " の略です。

  その名の通り、PHPの開発に特化した環境になっています。

  上記、サイトより"Download"を選択し、"PDT 2.0.1 All In Ones"から

  Windows、Linux、MacOSを選択します(2009年6月19日現在の最新版)

  ⇒PDTをまだインストールしていない場合は、既に日本語化済のPDTが、

   ダウンロードできます(2.を参照)

 

  Eclipseと同様、インストールといった特別な作業は必要なく、解凍して任意

  の場所にコピーするだけでセッティングは完了です。

  eclipseフォルダの、eclipse.exeを起動するだけです(Windows環境の場合)

  PDTのバージョンは、2.0.1

  Eclipsのバージョンは、3.4.1 となっています。

 

  起動すると、PHPのプロジェクト作成機能や、PHPファイルのコード補完機能、

  Web開発(HTML,CSS、XML)等の開発がすぐにできるような設定になって

  います。

 

2.PDT開発環境の日本語化

  Pleiades(プレアデス)という日本語化プラグインを適用します。

  手順は至ってシンプルで簡単です。

  MergeDoc Project よりプラグインをダウンロードします。

  ※このサイトでは、PDT+Pleiadesが一体化になった、All in Oneモジュールも

  ダウンロードできるようにもなっています(Windowsのみ対応) 

  

  個別にPleiadesだけをダウンロードする場合は、"Pleiades 本体ダウンロード"

  より安定版をダウンロードします(2009年6月19日現在の安定板 1.3.0)

 

  インストール手順は、まずダウンロードしたファイルを解凍し、featuresフォルダと、

  pluginsフォルダを、eclipse(PDT)フォルダに上書き。

 

  その後は、readmeフォルダを参照すれば、手順が詳しく書かれています。

  まず、eclipse.iniの最後に、次の行を追加。

  -javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

 

  次に、"eclipse.exe -clean.cmd"ファイルをeclipseフォルダにコピーし、

  ダブルクリックして実行します(Windows環境)

  ⇒これだけでメニュー等、日本語化されています。

  

  また、Pleiadesのスプラッシュを使用する場合は、eclipse.ini内の、

  -showsplash ?

  の部分を削除します。

 

  以上で、まずは統合開発環境(IDE)のセットアップと、日本語化部分が

  完了しました。

 

20090620.jpg

 

  次回は、統合開発環境上での、PHPファイルのデバッグと、CakePHP

  フレームワークの設定・動作確認・デバッグ部分を設定します。

 

最初に

CakePHPは、Webアプリケーションフレームワークです。

名前のとおり、PHPの環境の上で動作します。

PHPとは?

 

CakePHPの特徴

CakePHPは、"Ruby On Rails"の設計思想に大きな影響を受けて開発されています。Ruby On Railsをご存じの方はCakePHPの仕組みについてスムーズに理解することができるでしょう。また、CakePHPもMVCモデルに基づき設計されているため、これまで同様のフレームワークを利用したことがある方も大まかな動作については想像しやすいでしょう。

  • PHP4とPHP5の両方のバージョンで動作する
  • 生産性と保守性を大きく向上することができ、堅牢なシステムとなる
  • 外部のライブラリに依存しないため環境の構築が容易でホスティングサービスにも対応


前提条件

  • Webサーバ(Apache、IISに対応)のインストール・設定
  • PHP(PHP4.3.2、またはPHP5以降)のインストール
  • DBMS(MySQL等、開発するシステムの必要に応じて)

※ApacheからCakePHPを動作させるために、URL書き換えエンジン(mod_rewrite)を有効にし、また、.htaccessファイルを有効にします。

 

mod_rewriteの設定

httpd.confの設定を変更

#LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so

LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so

(コメントされている場合はコメントをはずしモジュールを有効にする)

※設定を変更した場合はApacheを再起動する

 

.htaccessファイルを有効にする

httpd.confの設定を変更

<Directory /var/www/>

    AllowOverride All

</Directory>

(CakePHPを配置したディレクトリの設定で、"AllowOverride"の設定を"All"とする)

※設定を変更した場合はApacheを再起動する

 

インストール 

以下のURLを開き、"ダウンロード"をクリックします。

http://www.cakephp.jp/

画面の右上に、大きく"Download"と最新のバージョンが書かれたリンクがありますので、クリックします。2009年2月28日時点での最新バージョンは、1.2.1.8004.Stable となっています。

 

切り替わった画面にて、必要な形式(tar.gz、zip等)のファイルを選択します。寄付をしてダウンロードするか、寄付はせずダウンロードするかの選択をする画面が開くのでいずれかをクリックしてダウンロード画面を開き、ダウンロードを開始します。

 

ダウンロードしたファイルをインストールすには、ダウンロードしたファイルを解凍し、Webサーバのドキュメントルート以下に配置します。このとき、解凍したフォルダの名前を簡単なものに変更しておきます(例:/var/www/cake/)ドキュメントルートが、/var/www/とすると、CakePHPは"http://server_name/cake/"でアクセスすることができるようになります。

 

CakePHPをより安全に運用するための配置

CakePHPのファイルの中には様々な種類のファイルがあるため、すべてをドキュメントルート以下に配置してしまうとセキュリティ上の問題が発生してしまう場合があります。

そこでドキュメントルート自体を、CakePHPのファイルの中の公開が必要なフォルダに設定してしまう方法があります。

httpd.confの設定を変更

DocumentRoot /var/www

DocumentRoot /var/www/cake/app/webroot

 

※ドキュメントルートを変更できない場合は、必要な、cake/app/webrootフォルダのみドキュメントルート以下にコピーし、動作に必要なアプリケーションファイルのフォルダ、ライブラリファイルのフォルダを個別に配置し、index.phpで、配置したフォルダの場所を個別に設定することが可能です。

  • ROOT定数の設定
  • APP_DIR定数の設定
  • CAKE_CORE_INCLUDE定数の設定

 

以上で、CakePHPを配置したアドレスを入力して、CakePHPの画面が表示されればインストール完了です。このフレームワークを利用し、作成したプログラムを配置することで、Webアプリケーションの開発を高速に進めることができるようになります。

 

PDT2.0とは?

「PDT2.0」とは、Eclipse Foundation(ソフトウエア開発ツール関連の業界団体)が

開発している、Eclipse上で動作しPHPアプリケーションの開発に着手するために

必要とされる基本的なコード編集機能などを備えるオープンソースの開発ツール。

 

Eclipseについては特に説明する必要はないと思いますが、Javaの開発環境を

はじめ様々なシステム開発環境に対応できる統合開発環境(IDE)です。

Eclipse(エクリプス)を利用するためのわかりやすい情報はこちらを参照

 

Eclipse上で動作するPHPプラグインについては、他にも、「PHPeclipse」や

「TruStudio」なども存在します。

 

ダウンロード・インストール

私はEclipseは利用はしていますが、PHPをメインで利用していないので、

詳細は以下を参照してください。

私も機会があればPHP開発環境を構築してみようと思います。

※個人的には、Delphi for PHP2.0 が、3万円程度で購入できるので、そっち

がいいかなぁーと思ってますが...(試用版」もダウンロードできます)

 

PDT2.0の導入は、PDTプロジェクトのサイトよりダウンロードすることができます。

PDTの導入は、All-in-Oneパッケージにて解凍するだけでeclipseを含め、全て

利用できるパッケージがありますが、既存のeclipseへプラグインを追加して、

環境を構築することもできるようです(追加するプラグインが多いようなので少し

手間がかかるようです)

ここ、インストールについて詳しく書かれてます。

http://www.kabosu100.net/archives/2008/06/pdtxamppzenddebugger.html

 

機能・特徴(2.0での追加機能も含む)

  • 基本的なコード編集機能・コード補完機能
  • 関数定義位置へのジャンプ
  • PHP 組込み関数支援
  • ローカルヒストリー

  • リアルタイムエラー申告
  • オブジェクト指向機能をサポート
  • タイプの階層ビュー
  • タイプの情報を基にPHPコードを検索する機能
  • 上書きされたPHPメソッドにタグを付ける機能
  • 新しいインデックスおよびキャッシュ・エンジンを追加
  • PHPの変数の型に基づいたコード補完オプション

 

参照